半導体レーザーとLEDの違いとは

半導体の中には、外からエネルギーを加える(電流を流す)と光を発するものがあります。

このような半導体は、LEDとして良く知られていますが、もうひとつ、半導体レーザ光源としても使われています。

半導体レーザとLEDは、電流を流すことで発光する点や電気回路などの構成があまり違わないなど兄弟のようなものです。

しかし、発光する光の性質が全く異なっています。

半導体レーザは、光の波長と位相がそろっている所謂コヒーレントな光ですが、LEDは、波長や振幅、位相などがバラバラなインコヒーレントな光です。

また、半導体レーザは、電流の大きさが一定以上でないと発光しませんが、LEDでは、電流が小さくてもそれなりに発光します。

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